今回は大型自動二輪免許取得 教習所編 第1段階の3〜5時間目の様子を一気にご紹介します。
初回講習から約1週間経ちましたが、まだまだやる気にみなぎっています。
3時間目は前回の内容(外周走行、平均台(一本橋)、スラローム、波状路)に加えて、坂道が追加されます。
皆さん、坂道は得意でしたか?坂の途中で停止、周囲を確認し発進、先回りしてウインカーをセットし、下った先には一時停止。短い時間の中で多くの手順を一気にこなす必要があります。
4時間目はオートマチック車の運転で、ビッグスクーターでの教習です。
3,4時間目の翌日に5時間目を受講しました。もう第一段階最後の教習 みきわめです。頭も体も感覚を覚えているうちにみきわめに望めてホッとしています。
私がリターンを達成するまでの第一歩、50歳を過ぎて再びバイクに魅せられた私が、大型自動二輪免許を取得するべく教習所入校から卒業検定、免許取得までをノンフィクションでお届けします。
※普通自動二輪(中型自動二輪)免許保有者が教習所に通って大型自動二輪免許MTを取る前提です。
ポイント
- 3時間目では、外周走行、坂道、スラローム、一本橋(平均台)を走行しました
- 4時間目では、ビッグスクーターでのオートマチック車教習です
- 5時間目では、卒業検定コースを走行し、第1段階のみきわめをします
第1段階 3時間目
教習項目
- バランスのとり方(曲線)
曲線路を安全にバランスをとり走行できる - 坂道における停止及び発進
上り坂及び下り坂での停止や発進が安全かつ円滑にできる
教習内容
今回からさまざまなレベルの人が混ざったクラスでの教習となります。
ここでやっとゼッケンのルールが分かりました。取得を目指す免許の種類で分けるだけではなく、教習内容も含めて分けているようです。
大型の教習を受けているのに転倒してしまう人もいれば、自分の後ろに中型の人が連なっていることもあります。要するに、複雑に混ざっていて、私にはパッと見ではよく分からないことが分かりました。
教習内容は、卒業検定コースを前半と後半に分けて走るというものです。もうそうなんですね、そりゃそうかと。
運転の方法が分からないわけではなく、バランスが取れないわけでもなく、何が足りないかというと、コースを知らないということくらいでしょうか。
ということで、まずは外周を回ってウォーミングアップランを行い、その後外周でスラロームの練習をしました。教官に習いビビらず車体を傾けてみたところ、もちろん転倒することもなく、車体が右に左にとクネクネできました。
そして、卒業検定コース前半の坂道、スラローム、平均台の順番で何回か走ってみます。
その後、卒業検定コース後半のS字、クランク、急制動の順番で走ります。こちらは時間の都合で一周だけです。
大型は波状路を何度か練習しました。初めは早く通過しましたが、その後はコンスタントに5秒台で通過できました。でも、右足がブレーキペダルの下になってしまうのです。乗車姿勢に問題があると思いますが、改善の仕方が分かりません。
あっという間に時間となりました。ここで教習生が多いことで、コース内で渋滞が起こるという負の側面が出ました。何度かコース上で待つことになりましたが、もう少し走りたかったですね。遊園地のアトラクションのような感覚でした。
第1段階 4時間目
教習項目
- オートマチック車の運転
オートマチック車の特性を理解し、基本的な操作と走行ができる
教習内容
休憩を挟み、続けて4時間目の教習は、第1段階4時間目は、ビッグスクーターでのオートマチック車教習です。スクーターを使って、外周と交差点を含む周回コースを繰り返し走ります。
昔はスクーターの教習はなかったですよね。時代が変わりました。確かに大排気量のスクーターもあります。
最近の大型バイクにはクラッチのない車種もあり、それがAT免許で乗れるようになりました。クラッチ操作がバイクを操作している醍醐味でもあるのですが、乗っている方のレビューを見るともっぱら高評価です。
この時間にスクーター教習を受ける教習生は3人と教官1人で1クラスでした。一番大柄な人が小型で、もう一人はおそらく10代の方で中型です。年の差が親子ほど空いているけど同じように教習を受けます。
ビッグスクーターの車体を起こそうとすると、見た目よりもグッと重さを感じます。重心はマニュアルの教習車より低いはずですが、何故か重く感じました。
過去に125ccのスクーターに乗っていたこともあるので、それなりにスクーターには乗れています。外周と交差点を含む周回コースをくるくる走って教習は終わりました。
マニュアル車と違って操作は簡単で、これは楽チンです。この余裕な感じがダメなんでしょうね。過信してしまいます。教習所内で転倒するわけにもいきませんし、街に出て事故を起こすわけにもいきません。
次回の5時間目は「みきわめ」になるので、教官から卒業検定コースを覚えてくるようにと言われました。
一番心配なのが、コースを覚えられるかということです。若い頃と違い、絶対記憶力が落ちているのは間違いありません。
さあ、どうなることか、頑張って覚えなければなりません。
第1段階 5時間目
教習項目
教習効果の確認(みきわめ)
教習内容
3,4時間目の翌日に第一段階最後の教習となる5時間目「みきわめ」です。卒業検定コースを走ることで教官が習得具合を確認します。
前日の教習が終わって帰ってからコースを覚えましたよ😂高校生の時と同じように、頭の中でイメージトレーニングをしました。
教官のバイクに先導され卒業検定コースを走行し、その後各自でコースを走ります。
やはり平均台が苦手で、途中で落ちたり、早く走り抜けたりしました。教官からは、苦手そうなので何回か走ってくださいとの提案がありました。
内心「よっしゃ」と思い、平均台に何度か挑戦してみました。脱輪は少なくなったものの、通過タイムは合格基準の10秒以上と比べるとまだまだ早いようで、練習が必要だと感じました。
何度か平均台をやっているときに、そういえば半クラッチと後輪ブレーキだったなと思い出し、試してみたところ、コントロールできそうだと感じました。
動画などでは低速走行のコツとして「半クラ+後輪ブレーキ」は頭では分かっているつもりでしたが、よく理解できていませんでした。やはりやってみることは大事ですね。頭で理解することと、体で理解することには大きな隔たりがあることがよく分かりました。
一旦発着点に戻り、再出発をしたところで時間となりました。教官からは徐々に良くなっているとのことで、一段階は無事終了となりました。
まとめ
第1段階の3〜5時間目を受講しました。
3時間目は、これまでの内容に加え坂道が追加されました。以前からそれほど不安には思っていなかった坂道なので、順調に操作することができました。
4時間目は、ビッグスクーターでの教習でした。重心は低いものの、ずっしり重い感覚でした。通常のバイクと比べて、バランス位置が違うのだろうと思います。
5時間目は、卒業検定コースを走行するみきわめでした。コースを覚えることと、そつなく走行できる必要があります。
無事合格となり、次回からは第2段階の教習が開始します。
免許取得まであと38日です。
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